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AORALSCAN –チェアサイドリアルタイムインプラント修復

症例内容

51歳の女性患者は半年前に臼歯損失を訴えた。
診断:右下7番歯 損失
治療:右下7番歯のインプラント、リアルタイムテンポラリークラウン修復と最終修復が3か月で完成した。

術前検査

歯科用コーンビームCTエックスレースキャンは、手術前に実施された。
結果は、目標位置はインプラントに骨量が十分のことを示した。

インプラント手術

穴を準備し、NobelCC5.0x10mmインプラントを埋め込む

インプラント手術の完成

インプラントは正しい位置に埋め込まれ、初期には安定した状態であった。

スキャンボディの位置を確認する

滅菌済みのスキャンボディを患者の口腔内に入れて、そしてそのボディが正しくかつ完全に配置したのを確かめる。必要な時はレントゲン検査を利用することができる。

スキャンボディを滅菌する方法は?

  1. スキャンボディを液体消毒剤に5分間浸す。
  2. スキャンボディを滅菌済みの真空バッグに入れる。
  3. バッグを121℃、1.5気圧である消毒キャビネットに入れ、15分間で滅菌する。

口腔内スキャン

Shining 3D Aoralscanで患者の口腔内環境をスキャンする。スキャンの所要時間は約7分。

ヒーリングアバットメントの装着

スキャンした後に、テンポラリークラウンを作製している間、ヒーリングアバットメントを口腔に入れる。

術後CT検査

手術後、歯科用コーンビームCTエックスレースキャンが実施された。結果は、インプラントが正しく埋め込まれているとのことを示した。

設計のために、Exocadへ口腔内データを導入

口腔内データをExocadに導入し、「job definition」を確認する。

スキャンボディマッチング

exocadで適合的なインプラントタイプを選択し、スキャンボディの位置をマッチする。

テンポラリークラウンデザイン

必要に応じて、exocadでテンポラリークラウンと歯肉コンタクトを設計する。

設計完成

exocadでのテンポラリークラウンのデザインが完成。

CAMデータ準備

テンポラリークラウンのCADデータをCAMソフトウェアに導入し、準備の後にミリングデータをエクスポートする。

CNCミリング

クラウンをミリングするのに約20分かかる。

ミリング完成

レジンクラウンのミリングを仕上げ、ベースに貼り付け、インプラントテンポラリークラウンができた。

試適

患者の口腔内にテンポラリーアバットメントとレジンクラウンを試適。レントゲン検査の結果は、正しいクラウンの位置、適切なアバットメント、および浅い咬合のことを示している。テンポラリーレジンクラウンを装着している間に、さらなる修復のために歯肉が改造される。
ケースサポート

Case Support

Dentist Introduction
Chen Qingsheng
Associate chief physician. Master’s degree in implant dentistry. Director of the oral implant department in Hangzhou Dental Hospital (Chengxi branch). Member of Chinese Stomatological Association Restoration Committee, Chinese Stomatological Association Aesthetic Restoration Committee. Standing director of Chinese Association of Aesthetic Dentistry. Prize winners of various national implant competition.
Comments from Dr. Chen
“Aoralscan is accurate, fast, efficient. With it the dentist can accurately acquire the intraoral information. Satisfactory restoration can be made with the use of equipped professional software for design and milling machine. This digital procedure reduces the chairside operation time and provides patients better experience. Hope it can be widely used.”

Aoralscanを利用したチェアサイドテンポラリーインプラント修復ソリューションのメリットは?

1日で効率的。チェアサイドデジタルウェメソードでテンポラリークラウンを作製するには、1〜1.5時間しかかからない。患者は、同じ日にインプラント手術後、テンポラリークラウンを装着することができる。
患者にとってより良い体験。パワーパウダーが必要としないAoralscanで、口腔をスキャンするのに5〜7分しかかかりません。それで患者を従来の物理印象成形の不快感から解放する。
インプラントの結果はよい。患者はテンポラリークラウンをすぐに装着できます。それは歯肉再建に役立ち、より良いインプラント修復結果につながります。
歯科医には操作が簡単。歯科医/助手は、従来の方法で物理印象を得るよりも、Aoralscanでデジタル印象を得る方がはるかに簡単である。患者と歯科医とのコミュニケーションにもよいである。
患者と歯科医とのコミュニケーションにもよいである。現実的な3D口腔内データは、患者に状況と治療計画を理解するための優れたツールであり、患者と歯科医の関係を改善する。